2003年上期貿易動向と今後の見通し
2003年1月~5月における貿易収支黒字は、80億4,100万ドルと同期間では過去の統計史上最も大きな黒字額となった。黒字増加の要因は、大幅な輸 出増加によるもので、同期間における輸出額は前年同期比29.3%増の271億2,800万ドルであった。一方、輸入額は同0.1%増の190億 8,700万ドルであった。
1.大幅に増加した輸出
輸出額が大幅に増加した背景には、2002年後半から今年3月にかけてのレアル安の影響と、旺盛な外需により輸出量が伸びたことに加えて、大豆、原油、コーヒーなどブラジルの主要輸出産品の国際価格が、低迷していた昨年に比べ上昇したことが挙げられる。
<品目別分析>
輸 出増加に大きく寄与した品目は、大豆、鉄鉱石・鉄鋼半製品、原油である。大豆は国際価格の上昇だけでなく数量の伸びも大きい。03年1月~5月における大 豆輸出は、金額ベースで前年同期比149.9%増の16億4,300万ドル、数量ベースで同105.7%増の791万2,800トンとなっている。輸出先 としては中国が最大で、中国向けの増加だけで大豆輸出増加分の半分以上を占める。
ま た、鉄鉱石は前年同期比26.8%増の14億1,100万ドル、鉄鋼半製品については同40.9%増の6億 6,200万ドルであった。いずれも増加を牽引したのは中国向けの輸出で、中国向けの鉄鉱石は前年同期比46.4%増の2億9,900万ドル、鉄鋼半製品 は同692.4%増の1億1,300万ドルとなった。工業化の進展する中国の旺盛な需要が、ブラジルの輸出増加に大きく貢献していることがわかる。
原 油については前年同期比89.4%増の8億6,600万ドルであった。主な輸出先としては米国が前年同期比 326.0%増の2億3,100万ドル、インドが同247.4%増の1億7,100万ドル、チリが同174.0%増の9,500万ドルとなっている。メル コスールとインドは、FTAの締結に向けた枠組み協定を今年6月に締結しており、今後エネルギー分野を中心に関係がより深まると見られる。
なお、国際価格の上昇について貿易統計から輸出単価を試算すると、大豆は前年が170.9ドル/トンであったのに対し、今年は207.6ドル/トンに上昇 している。同様に原油とコーヒーについては、原油が前年同期比48.5%増の172.9ドル/トン、コーヒーが同 17.0%増の898.5ドル/トンとなっている。これらの主要産品は近年国際価格が低迷してきたこともあり、最近の価格上昇で漸く持ち直しつつある。こ のように、ブラジルの主要品目における国際価格が回復しつつあることが輸出額増加の一因として挙げられる。
<輸出相手国別分析>
輸 出相手国別では、最大の輸出先である米国向けは燃料を中心に輸出額が増加し、前年同期比18.8%増の68億1,500万ドルとなった。また、中国向けは 前年同期比229.8%増の17億7,400万ドルと今やブラジルにとって第2位の輸出先となっている。そして、隣国のアルゼンチン向け輸出額も、同国国 内経済の回復傾向により、前年同期比83.2%増の14億7,100万ドルと大幅に増加した。また、ブラジル政府の輸出振興策の成果もあって、新たな輸出 先が開拓されているのも2003年前半の特徴として挙げられる。
まず、米国向けでは、燃料油(ディーゼル油等)の輸出額が前年同期比299.7%増の4億200万ドル、原油が同326.0%増の2億3,100万ドルとなった。最大の輸出品目である航空機の輸出額は前年同期比14.5%増と、2年前の米国テロ事件以来の回復を見せた。
中 国は今や米国に次ぐ輸出相手国となっている。中国向け輸出品目でもっとも大きいのは大豆である。大豆の中国向け輸出額は前年同期に4,200万ドルであっ たものが、今年は6億ドルにまで増加している。さらに、輸出増加に大きく貢献したのは鉄鋼関連製品である。鋼板は前年同期に450万ドルの輸出実績であっ たが、03年1月~5月には1億5,300万ドルまで増加し、鉄鋼半製品は前年同期比692.4%増の1億 1,300万ドルとなっている。この旺盛な鋼材需要は、世界中から外国企業が中国に進出し製造拠点としての活動をしていることに加えて、中国国内における 大規模なインフラ整備に支えられていると見られる。
アルゼンチン向け輸出額は、前年同期比83.2%増の14億7,100万ドルと輸出相手国別では4位となっている。輸出増加が顕著な品目は、乗用車、鉄鉱 石で乗用車は同212.5%増の8,900万ドル、鉄鉱石は同66.9%増の7,000万ドルとなっている。乗用車の輸出については、地元紙の報道による と、フォルクスワーゲン、GMが輸出を活発化させている。なお、鉄鉱石の輸出増加については、アルゼンチンが米国の鉄鋼製品輸入制限の対象国に入っていな いことで、アルゼンチンから米国向け鉄鋼製品輸出が増加していることが要因と見られている。
なお、新たな輸出先として注目を集めているのは、ロシア(前年同期比39.1%増、輸出相手国14位)、イラン(同167.4%増、17位)、インド(同 92.5%増、19位)などで、ロシアについては鶏肉、イランは大豆油、インドは原油などそれぞれ一次産品の輸出が中心となっている。
イラク戦争の影響については、輸出先における在庫積み増しなどにより、ブラジルの輸出にプラスとなったとの見方が一般的である。中東地域はブラジルにとっ て鶏肉の主要輸出先であるが、03年第1四半期における中東向け鶏肉輸出は、金額で前年同期比36.9%増の1億 2,526万ドル、数量で同47.6%増の16万6,242トンとなっている。02年の鶏肉輸出額に占める中東地域のシェアは26.9%であったが、03 年第1四半期では33.7%に増加した。なお、イラク戦争との因果関係は定かではないが、イラン向け大豆油の輸出が大幅に増加しており、03年1~5月に は前年同期比309.9%増の2億1,581万ドルとなっている。
なお、SARSについては、ブラジルの貿易には殆ど影響は見られないものの、中国における展示会・商談に伴う訪中が延期されるなど、人の往来延期や商談キャンセルなどの影響が指摘されている。
2.国内経済の停滞でほぼ前年並みに留まった輸入
2003 年1月~5月における輸入は、前年同期比0.1%増の190億8,700万ドルとなった。輸入が前年並みに留まった要因は、今年3月までのレアル安に加え て、政府の緊縮財政、高金利等による国内経済の停滞が挙げられる。ブラジルの基準金利に当たるSELIC金利は、昨年後半よりインフレ抑制を念頭に高水準 に維持されている。最近のインフレ低下傾向を受けて中央銀行は6月の通貨審議会(COPOM)で、金利を 0.5ポイント引き下げ26.0%に設定したが、産業界では引き下げ幅が不十分であるとしている。ブラジル地理統計院(IBGE)のデータでは、03年1 月~5月の工業生産指数は前年同期比で0.6%増と低成長を記録している。なお、同生産指数を財別に見ると、中間財が2.2%増となる一方で、資本財が 1.3%減、耐久消費財が4.9%減、非耐久消費財が3.8%減となっている。
<品目別分析>
輸入を財別に見ると、工業生産指数に連動して資本財と消費財の輸入が減少した一方、輸入全体の約半分を占める一次産品および中間財の輸入が増加した。
資 本財の輸入額は前年同期比16.6%減の41億3,100万ドル、消費財は同8.9%減の21億9,900万ドルと減少し、一次産品および中間財の輸入は 前年同期比7.1%増の100億3,100万ドルと増加した。資本財の中でも減少が顕著であったのは主要品目である工業機械(前年同期比19.4%減)、 事務用機器(同14.4%減)で、企業が設備投資を控えている様子が伺える。また、消費財については食料品(前年同期比21.8%減)、家具など室内設備 (同20.7%減)、乗用車(同11.8%減)などが減少しており、景気低迷により消費者による購買意欲も低下している。ちなみに、失業率は今年に入って 5ヵ月連続で悪化しており、5月時点の失業率は12.8%となっている。一方、輸入額全体の52.6%を占める一次産品および中間財については、鉱物品が 前年同期比10.2%増となっているほか、食料(加工原料等)が同25.9%増、農業向けその他一次産品が同 30.5%増となっている。
<輸入相手国別分析>
国 別に見ると、米国、アルゼンチン、欧州各国からの輸入額が減少しているのに対し、中国からの輸入額が増加している。米国はブラジルにとって第1の輸入相手 国であるが、前年同期比13.5%減の37億2,100万ドルとなった。輸入減少が大きかった品目は、モーター・発電・変圧器・同部品(前年同期比 14.6%減)、航空機用モーター・タービン(同33.9%減)、集積回路(同 35.4%減)となっている。
主 要国の中でも顕著に輸入が増加した中国からの輸入額は前年同期比39.0%増の7億3,600万ドルとなった。最も大きな輸入品目はコークスで、前年同期 比261.6%増の6,800万ドルであった。次に送信・受信機器部品で、同79.6%増の6,600万ドル、石炭が同55.3%増の4,800万ドルと 続く。そのほかにも繊維製品(布)(同192.8%増)、液晶ディスプレイ(同107.1%増)、集積回路(同 278.9%増)の輸入増加が顕著であった。これは中国に拠点を持つ多国籍企業が輸入の主体となっている。
3.ほぼ前年並みとなった対日貿易
2003年1月~5月における対日輸出額は、前年同期比6.7%増の8億1,700万ドル、輸入額は同5.9%減の9億4,600万ドルとなり、対日貿易 額は前年同期比0.4%減の17億6,300万ドルとなった。なお、同期間における国別順位は、輸出で前年(6 位)より順位を下げ8位、輸入で前年と同じ4位であった。
輸出をみると、主要品目である鉄鉱石が前年同期比14.7%増の1億7,800万ドルとなった他、アルミニウムも同57.1%増の1億5,400万ドルと 増加した。一方、鶏肉については同33.4%減の6,400万ドルとなっているが、これは輸出単価の減少に伴うもので、輸出量は13.6%増となってい る。なお鶏肉については、今年5月に日本が中国の鳥インフルエンザによる家禽肉輸入禁止措置をとったことで、年後半にかけてブラジルからの輸出額が増加す ることが期待されている。なお、同期間に大幅な輸出増加となった品目は、炭化水素のハロゲン誘導体(主にジクロロエタン、ポリ塩化ビニル原料)があげら れ、前年同期比196.3%増の1,400万ドルとなった。この輸出増加は数量よりも価格上昇によるものである。
輸入は主要品目では増加しているが、その他の品目での減少率が大きかった。主要品目では自動車部品が前年同期比 58.5%増の8,100万ドル、ベアリング、歯車および同部品が同23.8%増の5,000万ドル、集積回路が同9.9%増の4,900万ドルとなって いる。一方で完成車については同33.8%減の2,600万ドルとなった。
4.FTAに関する交渉状況
ブラジルは米州自由貿易協定(FTAA)、メルコスール-EUにおけるFTAについて活発な交渉を展開している。まず、FTAAに関しては05年1月まで の交渉完了を目指しており、共同議長となっているブラジル、米国ともに期限内の交渉完了に向けた調整を現在行っている。
FTAA 交渉では、ブラジルが米国に対する農産物の市場アクセス(砂糖、オレンジジュース等)、農業補助金、アンチダンピング、セーフガード適用などの問題を取り 上げている一方で、米国もブラジルにとってセンシティブな投資規則、サービス分野の自由化、政府調達、知的財産所有権の問題などを取り上げ、有利な条件を 互いに引き出そうとしている。
ブラジル側は今年 5月末に、テーマによって、メルコスール-米国による4対1、FTAA枠内、WTOの3つの方法による交渉を米国に提案した。ブラジルは自国にとってセン シティブな問題を、FTAAとは切り離してWTO交渉の場に委ね、FTAAの交渉を進めたい意向であるが、今のところ米国はブラジル側の提案に否定的な態 度を取っている。なお、WTOについては第5回閣僚会合が今年9月10日~14日にメキシコのカンクンで、FTAAについては閣僚会合が今年11月17 日~21日に米国マイアミで開催される予定である。11月のマイアミ会合がFTAA交渉の期限内終結を図る上で両国の利害を調整するデッドラインと見られ ており、両国とも同会合までに、互いのセンシティブな分野について譲歩し合うべく交渉をするのではと見られている。
一方、メルコスール-EUのFTA交渉は、06年1月を目処とした協定発効に向けた話合いが進められている。現在、メルコスール、EU双方が提示した関税 撤廃スケジュールおよび品目リストを検証し、改善要望事項を互いに出しあっている段階。新聞報道によれば、EU はメルコスールが提示した案に対して、メルコスール側の関税撤廃スケジュールが非常に遅い点、政府調達自由化リストが提示されなかった点、サービス、投資 に関する提案が最小限に留められている点を指摘し改善を要求している。
な お、EU側は、メルコスール側の政府調達自由化リストの提出を促すために、EU側の政府調達自由化案を提示し交渉進捗を促そうとしている。一方のメルコ スール側は、欧州側が提示している関税撤廃品目のリストは、現行の税率が既に低い品目が中心である点を指摘し、砂糖、牛肉、タバコ、小麦などをリストに追 加するよう求めている他、繊維製品分野でもさらに自由化を進めるよう要求しているという。なお、EUとの間では自動車分野に関する自由化交渉も始めようと しており、今年6月にアスンシオンで開催された第10回2地域交渉委員会(CNB)で、ブラジル自動車工業会(Anfavea)と欧州の自動車メーカーが 貿易自由化に向けた会合を持っている。
5.今後の貿易見通し
2003年後半の貿易見通しは、為替と国内金利の動向が大きな鍵となるだろう。為替については03年2月に1ドル =3.67レアルを記録して以降、米国のイラク攻撃開始を契機として6月末には2.9レアルを割り込むまでにレアル高が進んでいる。政府は3.0レアル前 後の為替水準であれば輸出に大きな影響はないとみているが、レアル高の影響は年後半にかけて出てくると見られる。それというのも年前半においてはレアル高 になっても3月時点までの輸出契約には影響が見られなかったことと、それ以降でも輸出企業は顧客を失わないようにするため価格を据え置いてきたところが多 い。そのため、今後さらにレアル高が続けば輸出価格の値上げに踏み切るものと見られ、輸出にブレーキをかける要因となりうる。政府も年後半にかけて輸出が 減速することを認めており、6月、7月の1日あたり輸出額からも減速傾向が明らかとなっている。
一 方、輸入に関しては、国内の高金利が年後半にかけてどの程度引き下げられるかが鍵と見られる。ブラジル国内の製造業は、03年前半は輸出により支えられて きた。第1四半期における実質GDP成長率は前年同期比2.0%増となったが、需要要素別に見ると、GDP成長を牽引したのは財、サービスの輸出で、前年 同期比20.2%増の成長を記録している。その点今後の輸出については、レアル高の状況が続いていることに加えて、現状以上の輸出増加余地は少ないと見ら れる。その場合、国内における消費回復が輸入を大きく左右することになる。03年前半を見る限り資本財、消費財の輸入が減少しており国内における景気低迷 を反映しているが、今後大幅な金利引下げが行われれば国内景気も上向くことが予想され、さらにレアル高の状況が続けば資本財、消費財の輸入も回復するもの と見られる。なお、パロッシ財務相は7月8日に今後の金利に関して年末までに20%~21%の水準まで下がるとの見通しを示している。
03年1月に発足したルーラ政権は、当初抱かれていた経済政策面での不安を払拭し、前政権からの経済政策を踏襲することでマクロ経済指標を改善している。 03年1月~5月における公的セクターのプライマリー収支黒字(いわゆる政府の財政収支、金利支払い分を除く)は 369億8,000万レアル(132億714万ドル、1ドル=2.8レアル換算)と大幅な黒字を記録し、政府は昨年末IMFに約束した03年上半期の目標 黒字額345億レアルを既に達成した。この財政状況を好感してカントリーリスクも前年に比べて大幅に低下している。ただし、財政支出は年後半にかけて増加 する傾向にあり、むしろ年後半における財政状況を注視する必要がある。
なお、予算企画省傘下の研究機関であるIPEAでは、2003年の貿易額について、輸出が662億ドル、輸入が490億ドルと予想(6月時点)しており、貿易収支は172億ドルの黒字と前年よりさらに貿易黒字が拡大するとしている。
以上
表1 ブラジルの主要商品別輸出入 (単位:100万ドル、%)
|
2002年(1-6) |
2003年(1-6) |
2003年(1-6) |
2003年(1-6) |
|
金額 |
金額 |
構成比 |
伸び率 |
輸出総額(その他含む) |
25,052 |
33,002 |
100.0 |
31.7 |
一次産品 |
6,251 |
9,620 |
29.2 |
53.9 |
大豆 |
874 |
2,171 |
6.6 |
148.1 |
鉄鉱石 |
1,173 |
1,628 |
4.9 |
38.8 |
大豆かす |
687 |
1,072 |
3.3 |
56.2 |
原油 |
511 |
989 |
3.0 |
93.6 |
鶏肉 |
566 |
742 |
2.3 |
31.0 |
半製品 |
3,426 |
4,967 |
15.1 |
45.0 |
パルプ |
412 |
840 |
2.5 |
103.6 |
鉄鋼半製品 |
494 |
779 |
2.4 |
57.9 |
革 |
436 |
507 |
1.5 |
16.3 |
完成品 |
14,513 |
17,720 |
53.7 |
21.1 |
乗用車 |
816 |
1,129 |
3.4 |
38.4 |
航空機 |
1,019 |
925 |
2.8 |
△9.3 |
自動車エンジン・部品 |
574 |
834 |
2.5 |
45.4 |
靴 |
742 |
771 |
2.3 |
3.9 |
通信用機器・部品 |
844 |
766 |
2.3 |
△9.2 |
自動車部品 |
553 |
678 |
2.1 |
22.5 |
輸入総額 |
22,465 |
22,606 |
100.0 |
0.6 |
資本財
|
5,750 |
4,853 |
21.5 |
△15.6 |
工業用設備機械 |
2,057 |
1,640 |
7.3 |
△20.3 |
事務用機器 |
1,141 |
984 |
4.4 |
△13.8 |
原材料・中間財 |
11,174 |
11,948 |
52.9 |
6.9 |
化学薬品 |
3,583 |
3,617 |
16.0 |
1.0 |
中間製品(部品) |
1,791 |
1,952 |
8.6 |
9.0 |
輸送機器部品 |
1,746 |
1,749 |
7.7 |
0.2 |
鉱産品 |
1,523 |
1,683 |
7.5 |
10.6 |
食料(原料等) |
808 |
1,041 |
4.6 |
28.9 |
消費財 |
2,852 |
2,614 |
11.6 |
△8.3 |
非耐久消費財 |
1,663 |
1,461 |
6.5 |
△12.2 |
医薬品 |
579 |
584 |
2.6 |
0.9 |
食料品 |
575 |
451 |
2.0 |
△21.6 |
耐久消費財 |
1,189 |
1,154 |
5.1 |
△3.0 |
乗用車 |
428 |
357 |
1.6 |
△16.6 |
燃料及び潤滑油 |
2,688 |
3,191 |
14.1 |
18.7 |
出所:開発商工省貿易局
表2 ブラジルの主要国・地域別輸出入(単位:100万ドル、%)
|
2002年(1-6) |
2003年(1-6) |
2003年(1-6) |
2003年(1-6) |
|
金額 |
金額 |
構成比 |
伸び率 |
輸出総額 |
25,052 |
33,002 |
100.0 |
31.7 |
米国 |
6,864 |
8,100 |
24.5 |
18.0 |
中国 |
662 |
2,161 |
6.6 |
226.2 |
オランダ |
1,254 |
1,866 |
5.7 |
48.8 |
アルゼンチン |
969 |
1,843 |
5.6 |
90.2 |
ドイツ |
1,006 |
1,495 |
4.5 |
48.6 |
メキシコ |
1,000 |
1,210 |
3.7 |
21.0 |
イタリア |
785 |
1,054 |
3.2 |
34.3 |
日本 |
945 |
1,039 |
3.2 |
10.0 |
ベルギー・ルクセンブルグ |
836 |
878 |
2.7 |
5.1 |
チリ |
660 |
857 |
2.6 |
30.0 |
英国 |
757 |
829 |
2.5 |
9.6 |
フランス |
612 |
784 |
2.4 |
28.0 |
輸入総額 |
22,465 |
22,606 |
100.0 |
0.6 |
米国 |
4,992 |
4,390 |
19.4 |
△12.1 |
アルゼンチン |
2,451 |
2,344 |
10.4 |
△4.4 |
ドイツ |
2,109 |
2,095 |
9.3 |
△0.7 |
日本 |
1,158 |
1,112 |
4.9 |
△3.9 |
中国 |
639 |
902 |
4.0 |
41.1 |
イタリア |
873 |
875 |
3.9 |
0.2 |
フランス |
902 |
856 |
3.8 |
△5.1 |
ナイジエリア |
641 |
669 |
3.0 |
4.3 |
英国 |
605 |
605 |
2.7 |
0.1 |
韓国 |
544 |
553 |
2.5 |
1.7 |
アルジエリア |
337 |
509 |
2.3 |
51.0 |
スペイン |
492 |
472 |
2.1 |
△4.2 |
出所:開発商工省貿易局
表3 ブラジルの対日主要品目別貿易(単位:100万ドル、%)
輸出 |
2002年(1-6) |
2003年(1-6) |
2003年(1-6) |
2003年(1-6) |
|
金額 |
金額 |
構成比 |
伸び率 |
鉄鉱石 |
170 |
212 |
20.4 |
24.7 |
アルミニウム |
127 |
200 |
19.2 |
57.8 |
鶏肉 |
108 |
81 |
7.8 |
△24.4 |
パルプ |
38 |
57 |
5.5 |
49.4 |
鉄合金 |
54 |
56 |
5.4 |
4.0 |
コーヒー豆 |
38 |
52 |
5.0 |
36.0 |
大豆 |
32 |
47 |
4.5 |
47.2 |
オレンジジュース(冷凍) |
40 |
36 |
3.5 |
△ 9.1 |
タバコ・同くず |
32 |
22 |
2.1 |
△31.5 |
薪材 |
19 |
21 |
2.0 |
7.6 |
その他 |
287 |
255 |
24.5 |
11.2 |
合計 |
945 |
1,039 |
100.0 |
10.0 |
輸入 |
2002年(1-6) |
2003年(1-6) |
2003年(1-6) |
2003年(1-6) |
|
金額 |
金額 |
構成比 |
伸び率 |
自動車部品 |
61 |
94 |
8.5 |
53.0 |
集積回路 |
53 |
60 |
5.4 |
11.4 |
ベアリング及び歯車・同部品 |
47 |
59 |
5.3 |
25.3 |
自動車用エンジン及び同部品 |
44 |
52 |
4.7 |
17.5 |
ポンプ、コンプレッサー、換気装置、同部品 |
37 |
36 |
3.2 |
△4.7 |
測定及び点検機器・装置 |
27 |
35 |
3.1 |
29.3 |
送信・受信用機器・部品 |
29 |
32 |
2.9 |
9.0 |
2輪用部品 |
23 |
32 |
2.9 |
36.3 |
乗用車 |
47 |
31 |
2.8 |
△34.7 |
自動データ-処理機部品 |
30 |
24 |
2.2 |
△19.8 |
その他 |
757 |
658 |
59.2 |
△13.1 |
合計 |
1,158 |
1,112 |
100.0 |
△3.9 |
出所:開発商工貿易局