石油化学工業大手メーカーのブラスケン社は南大河州内に3億レアルを投資して、タイヤ用合成ゴムを年間10万トン生産する計画を発表した。
2013年から操業予定のこの工場は現在のタイヤ用ゴムの年間生産34万6,000トンから30%増産の44万6,000トンが見込まれており、同社ではバイア州カマサリ、南大河州トリンフォ並びにサンパウロ州クバトン工場で生産している。
ブラスケンでは昨年末にエタノールから精製されるポリプロピレン工場の建設を発表していたが、建設予定地など詳細な発表は今年上半期に行われる予定となっている。
このポリプロピレン工場建設には1億ドルを投資して年産3万トンの生産を予定しているために、さらに年間4億6,200万リットルのエタノール消費が見込まれている。(2011年1月14日付けエスタード紙)