第3四半期のジェネリック医薬品の販売は世界金融危機にも関わらず、前年同期比47%増加の5億8,800万レアルに達して記録を更新、今年9ヶ月間では15.4%増加の15億レアルと好調に推移している。
ジェネリック医薬品は一般医薬品よりも35%安いものもあり、また一般消費者に安全性や有効性面で浸透してきていることが大幅増加に繋がってきており、2002年の第3四半期の売上は今年同期の約10分の1の5,860万レアルに過ぎなかった。
また慢性病の高血圧、糖尿病、肥満体やうつ病などにもジェネリック薬が広く一般的に用いられるようになってきていることも、売り上げ増加に繋がっている。
第3四半期のジェネリック薬は前年同期比21%増加の7,340万パーケージが販売され、今では医薬品市場の14.3%のシェアを占めているが、今年のジェネリック薬の販売は前年比20%増加が予想されている。
しかしジェネリック薬の原材料の80%は輸入に頼っているために、ドル高の為替はコスト高になるが、売上が20%以上伸びればドル高を相殺する効果がある。(2008年11月19日付けガゼッタ・メルカンチル紙)