石油価格高騰及びアグロビジネスの拡大に後押しされて化学肥料価格が高騰を続けており、化学肥料大手のブンゲ社やフォスフェルチル社の売上並びに純益が大幅に増加している。
ブラジルの化学肥料大手フォスフェルチル社の今年上半期の純益は前年同期比127%増加の4億280万レアル、売上は47.7%増加の15億6,300万レアルを記録している。
昨年、ブラジルは化学肥料を1,700万トン輸入したが、国内生産は900万トンに留まって大きく輸入に依存しているのが現状であり、今年上半期の化学肥料の消費はすでに前年同期比22%増加の1,150万トンに達している。(2008年7月25日付けエスタード紙)