タイヤメーカーのグッドイヤー社は今後2013年までに2億ドルを投資してブラジルでのタイヤを増産、中国には5億ドルを投資してアジア太平洋地域での輸出を強化、ラテンアメリカ地域には総額6億ドルを投資、4億ドルはチリでのタイヤ増産に投資する。
2005年から昨年にかけて、同社ではブラジルに1億2,000万ドルをすでに投資しているが、今回の投資では35%のタイヤ増産を予定しているが、特にアウトドア車、トラックやバス用ラジアルタイヤの増産が中心となる。
今年の自動車生産台数は前年比8.9%の342万台が予定されており、トラック、バスやトラクター用のタイヤ不足発生の可能性も懸念されているが、タイヤ生産は15%増加が予想されている。
昨年のブラジルのタイヤ生産は5730万本であったが、農業用機械向けタイヤ生産は20%増加したが、自動車向けタイヤは6.5%の増加に留まり、輸入タイヤは1,150万本で中国からは主に新品タイヤ、ヨーロッパからは再生モジュールタイヤが輸入された。(2008年6月30日付けエスタード紙)