ブラジルはスイス資本のワクチン製造大手Novartis社が5億ドルを投資して脳膜炎ワクチン製造工場を建設するが、インド、中国、シンガポール、イタリアと誘致合戦を展開している。
ブラジル国内ではペルナンブーコ州、サンパウロ並びにリオ州が誘致しているが、80%まで減税優遇策を提示しているペルナンブーコ州が有力と見られている。
またロジスティック及びワクチン製造に必要な気温差の変動が少なく、全国2位の医薬品研究所や病院施設を要するペルナンブーコ州は、ワクチン製造工場誘致の条件を備えている。(11日付けヴァロール紙)