自動車販売の大幅減少に伴って昨年12月のタイヤ生産は45%と大幅に減少、自動車やトラック向けタイヤ販売は10%の減少をきたしている。
自動車販売の大幅な減少に伴って新車装着向けタイヤ販売が大幅に減少しているために、タイヤ販売の40%を占める小売向けタイヤ販売にメーカーでは活路を見出そうとしているが、輸入タイヤが100万本にも達しているために容易ではない。
昨年のタイヤ工業は3.8%の増加であったが、2004年以来5.0%の平均増加率を記録していたが、今年は2.8%、2010年は3.1%の増加がそれぞれ見込まれている。
タイヤ価格は石油コモデティ価格に連動しているために、石油価格の下落で収益性が圧迫されており、更に一般消費者の買え控えで小売販売も減少しているが、ドル高の影響を受けてタイヤ輸出は伸びてきている。(2009年1月21日付けエスタード紙)