石油化学製品の基礎原料であるナフサの価格が石油価格の下落に伴って大幅に低下してきており、昨年11月に28%、12月には28.8%と2ヶ月間で56.8%の大幅な下落を記録している。
昨年12月の社会統合基金(PIS)及び社会保険融資納付金(Cofins)を含むトン当たりのナフサ価格は713レアル、11月は1,169レアルであったが、石油価格がバレル当たり147ドルを記録した7月には1,771レアルを記録していた。
昨年12月のプラスチック樹脂の価格はナフサ価格の下落に伴って6%減少していたが、自動車工業や化学肥料部門の需要減で今後も更にナフサ価格は下がると見込まれている。(2009年1月8日付けヴァロール紙)