昨日、4G移動体通信向けの700MHzの周波数帯の入札が国家電気通信庁(Anatel)によって実施されたが、落札総額は連邦政府の予想を大幅に下回る58億5,000万レアルに留まった。
連邦政府は周波数帯の入札による収入を82億レアルと予想していたにも関わらず、各ブロックの平均落札額は最低価格を僅かに0.6%上回ったにすぎない。
第1ブロックはClaro社が19億4,700万レアルで落札したにも関わらず、落札額は最低入札価格を僅かに1.0%上回り、第2ブロックはTim社が19億4,700万レアルで落札したが、落札額は最低価格を僅かに0.99%上回ったにすぎない。
第3ブロックはVivo社が最低価格の19億2,700万レアルで落札、第4ブロックの最低価格は18億9,000万レアルであったが、入札参加企業がなく、またゴイアス州並びにミナス州、南マット・グロッソ州、サンパウロ州の87都市をカバーする第5ブロックはAlgar Celular社が2,960万レアルで落札、しかし落札額は最低価格を僅かに0.02%上回ったにすぎない。
パラナ州ロンドリーナ市並びにタマラナ市をカバーする第6ブロックの最低入札価格は528万レアルであったにも関わらず、入札参加企業が皆無であったために再入札が予想されている。(2014年10月1日付けヴァロール紙)