9月30日に予定されている4G移動体通信向けとして700MHzの周波数帯入札を実施するために、入札金額並びに今後4年間に亘って通信網インフラ整備のために、社会経済開発銀行(BNDES)は200億レアルのクレジットを提供する。
今年の財政プライマリー収支の目標黒字は、GDP比1.9%に相当する990億レアル、国庫庁が予定している135億レアルの臨時歳入のうち通信部門の4Gサービス向け700MHz周波数帯域の最低入札価格を60億レアルから80億レアルに引上げていた。
連邦政府はデジタルTV放送への移行で空きとなる700MH帯をモバイルブロードバンドに割り当てコンセッションによる入札を予定しているが、空いた700MH帯をクリーンにするのに4年間を要すると予想されている。
今年の連邦政府の財政プライマリー収支黒字はGDP比1.9%を目標にしているにも関わらず、700MHzの周波数帯入札で国庫庁に大きな臨時歳入に結びつくが、連邦政府の財政プライマリー収支黒字はGDP比1.3%前後と予想されている。
国家電気通信庁(Anatel)では700MHzの周波数帯入札の入札最低価格を77億レアルに設定、また連邦会計検査院(TCU)は、2.5ギガヘルツの周波数帯を5億6,100万レアルに設定しているために総額82億6,000万レアルとなっている。(2014年8月27日付けエスタード紙)