ブラジルのコンピューター生産最大手のPOSITIVO社はアルゼンチンの電気電子製品、セルラーや情報機器のメーカーであるBGH社と共同でアルゼンチン政府のノートブック20万台の入札を勝ち取って、アルゼンチンで生産を開始する。
同社のアルゼンチン進出はコンピューター生産では外国企業としては初めてであり、両社は工場建設などに800万ドルを投資、出資比率は50%ずつとなっている。
アルゼンチン政府は最南端のテーラ・デ・フォーゴ地方でのノートブック生産に対して26%の減税の優遇税制を適用、しかし生産コストが高いために最終的には5%から10%の減税効果が予想されている。
アルゼンチンのコンピューター市場規模はブラジルの年間1,380万台の15%に相当する210万台、しかしBGH社とのタイアップでウルグアイ市場を取り込むことが可能となる。(2010年12月7日付けヴァロール紙)