エコノミスト誌の66カ国対象のIT技術競争力調査によると、ブラジルは昨年と同じ43位にランクされてエストニア、ポルトガルやクロアチアよりも下位にランク付けされている。
ラテンアメリカではチリが30位、メキシコ44位、アルゼンチン46位、インド48位、ロシア49位、中国は50位とBRICs諸国ではトップとなっている。
IT技術競争力のトップは前年に続いて米国がトップ、台湾が6位から2位に上昇、英国は4位から3位、スエーデンは7位から4位にそれぞれ上昇したが、昨年2位であった日本は12位と大幅にランクを下げている。
今年のブラジルのIT業界の成長率は前年比11%増加の230億ドルの市場規模に拡大してインド国内市場よりも大きくなるが、スペイン並みの市場規模となる。
今年のブラジルのコンピューター販売は1,300万台で世界5位が予想されているが、2010年には米国、中国に次いで世界3位の国内販売規模が予想されている。(2008年9月16日付けヴァロール紙)