自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2020年のトラックやバスを含む新車販売台数は、COVID-19パンデミックの影響で、前年比26.2%減少の206万台に留まった。
昨年の新車販売台数が前年比26.2%の大幅減少は、2015年の経済リセッションによる26.6%の大幅減少以降では最大の落込みを記録したが、全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)では一時期31%の落込みを予想していた。
全国自動車工業会(Anfavea)では、昨年の新車販売台数を全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の予想を上回る31.0%の大幅な販売減少を予想していた。
昨年12月の新車販売台数は前月比8.4%増加の24万4000台したにも関わらず、前年同月比では7.1%と大幅な落ち込みを記録している。
昨年最終四半期は、COVID-19パンデミックのプロトコル対応などで製造ラインのソーシャルディスタンス確保による従業員の削減やサプライヤーの部品供給問題などが発生していた。
今週金曜日に全国自動車工業会(Anfavea)では、2021年の新車販売予想を発表するが、市場関係者は250万台以下に留まると予想されている。COVID-19パンデミック前の2019年の新車販売台数の回復は2023年迄遅れると予想されている。