自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2020年10月のバスやトラックを含む新車販売は、前月比3.54%増加の21万5,000台に達し、今年初め10か月間では月間最高の販売台数を記録している。
今年10月の新車販売台数21万5,000台は今年の月間記録にも関わらず、前年同月比では、COVID-19パンデミックの悪影響からは程遠いマイナス15.11%と二桁台の落込みを記録している。
今年初め10か月間の新車販売は、COVID-19パンデミックよる新車販売の落込みの影響で、前年同期比マイナス30.38%の159万台に留まっていると国自動車販売業者連盟(Fenabrave)のAlarico Assumpção Júnior会長は説明している。
10月のバスやトラックの除く新車販売は前月比3.25%増加した一方で、前年同月比では依然としてマイナス14.89%の二桁減少に留まっている。
10月の新車登録台数は20万5,200台、自動車メーカーの先月のマーケットシェアはフィアット社が18.67%でトップシェアを確保、2位はワーゲン社の16.71%、3位はGM社の16.60%、4位には現代自動車が8.31%のマーケットシェアを確保している。
10月のトラック販売は前月比7.76%増加の7,970台を記録したが、前年同月比ではマイナス16.12%、今年初め10か月間では前年同期比マイナス16.23%の7万600台であった。
10月のバス販売は前月比19.92%増加の1,800台、前年同月比では19.92%増加、法人向け一括販売はCOVID-19パンデミックの影響でマイナス31.78%、今年初め10か月間では前年同期比マイナス33.76%の1万4,900台に留まっている。