今日4日からルノー社、ボルボ社、DAF社のパラナ州工場並びにBMW社のサンタ・カタリーナ州で自動車生産を再開、新型コロナウイルのパンデミック危機対応の約1か月間の集団休暇前の生産台数を下回る操業体制となっている。
ルノー社とBMW社はブラジル国内の自動車メーカーでは先陣を切って操業を再開する。ルノー社ではホームオフィスの事務職員を含む7,500人が職場復帰する。
Scania社並びにVolkswagen/MAN社は、ボルボ社と同様に先月27日からトラックやバスの生産を再開していた。DAF社はトラックだけを生産している。生産再開を行うメーカーでは、コロナウイル感染予防のために平常よりも少人数での自動車、トラックやバスの生産を再開する。
新プロトコルでは新コロナウイルス感染予防として、マスク、距離を保った職場環境や挨拶など不可欠な新しい習慣への適用の重要性をScania社人事担当のDanilo Rocha副社長は、説明している。
Scania社は時短勤務やサラリーカットを採用しなかったが、勤務体制は半分の従業員は午前7時から午後4時15分。残りの従業員は午後5時30分から午前零時20分までの勤務体制を敷く。Scania社では注文生産体制を敷いているために、今後生産されるトラックの国内外の売り先は既に決まっており、在庫を持たない販売形態を敷いている。