今年9月のバスやトラックを含む新車販売は、明日正式発表されるが、今年の月間の新車販売台数は11万9,200台、営業日数が3日間多かった8月の21万6,500台に次ぐ販売記録を達成、また前年同月比では24.5%と大幅に増加している。
また今年初め9カ月間の新車販売は、前年同期比7.8%増加の162万台、9月の新車販売は前月比8.0%減少にも関わらず、1日当たりの平均販売台数は9,700台で2015年12月以降では最高の販売台数を記録している。
ADK Automotive社のパウロ・ロベルト・ガルボッサ氏は、今年の新車販売は、前年比二桁台の伸び率には達しないものの、7.3%と大幅増加の220万台を予想している。
ブラジル自動車ディーラー協会(Fenauto)では、今年初め9カ月間の中古車販売は、前年同期比8.2%増加の822万台を記録、使用3年までの中古自動車販売は21.8%増加、4年~12年使用の中古自動車販売は前年並み、13年使用以上の中古自動車販売はマイナス3.2%を記録している。
今年9月の新車販売では、最近リリースされたルノー社のKwid車が1万300台を販売してシボレー社のOnix車の1万720台に次いで2位に上昇、フォード社のKa車は8,700台で3位、現代自動車のコンパクトカーHB20車は、8,500台で4位となっている。
好調なKwid車の販売でルノー社のマーケットシェアは、10.6%に上昇して4位、GM社のマーケットシェアは18.2%でトップ、フィアット社は13%、ワーゲン社は12%、フォードは9.7%、現代自動車は8.7%で6位に後退している。(2017年10月3日付けエスタード紙)