全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、8月のバスやトラックを含む新車登録台数(販売)は21万6,500台に達して、2015年12月に記録した22万7,800台に次ぐ記録となっている。
また8月の新車販売が20万台を超えたのは今年初めての記録であり、8月の新車販売は前年同月比17.7%と大幅増加、前月比でも17.1%と大幅に増加している。
今年初め8か月間の新車販売は、前年同期比5.3%増加の142万台を記録、全国自動車工業会(Anfavea)では、今年の新車販売は前年比4.0%増加を予想しているが、来週にも上方修正すると予想されている。
国内の自動車販売の好転や継続する自動車輸出増加で、生産調整のために実施していた集団休暇やレイオフ政策の導入を中止して、多くの自動車メーカーでは増産体制に切り替えている。
8月の1日当たりの新車販売は前月比4.8%増加、また8月のバスやトラックを除く新車販売は、前年同月比17.8%増加の20万9,800台、前月比でも17.3%増加、今年初め8か月間では5.8%増加の138万台に達している。
8月のトラック販売は前年同月比6.5%増加、バス販売は30.4%増加、前記同様に前月比10%減少、25.7%増加、今年初め8か月間では10.7%減少の3万4,500台、5.4%減少の1万300台となっている。
8月のバスやトラックを除く新車販売マーケットシェアではGM社が18.2%でトップ、フィアット社は13.9%、ワーゲン社が12.5%となっている。(2017年9月2日付けエスタード紙)