全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、3月のバスやトラックを含む新車登録台数(販売)は、前年同月比5.5%増加の18万9,100台を記録して26カ月ぶりに前年同月比を上回った。
3月の新車販売は、前月比では営業日数が5日間増加したため39.4%と大幅増加、また法人向けのレンタカー販売や今年の穀物生産が記録更新予想の農業従事者向け農業機械やトラック販売が好調に推移、今年初め3か月間の新車販売は前年同期比1.9%減少の47万2,000台に留まっている。
3月の個人向け新車販売は、前年同月比7.1%減少の11万8,000台に留まっている一方で、法人向け新車販売は36.2%増加の7万1,200台に達して、一般消費者向け新車販売の落ち込みをカバーしている。
昨年3月の法人向け新車販売は全体の29.2%であったが、今年3月は在庫一掃のために大幅な値下げを敢行した影響で37.4%まで増加、前記同様に個人向け新車販売は、昨年3月の70.8%から62.6%と大幅に減少している。
今年2月の自動車メーカーやディラーの新車在庫は、営業日数換算で42日に相当する20万5,500台と1月の39日換算の18万7,700台から2万台近く増加していた。
3月のバスやトラックを除く新車販売は前年同月比6.1%減少の18万3,800台、前月比では38.8%増加、今年初め3か月間では1.1%減少の45万9,800台に留まっている。
3月のトラック販売は14.4%減少の4,100台、前月比では57.9%増加、今年初め3か月間では25.5%減少、前記同様にバス販売は2.5%減少の1,169台、80.6%増加、24.5%減少、今年の新車販売は前年比2.42%増加が予想されている。(2017年4月4日付けエスタード紙)