全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、11月のバスやトラックを含む新車販売は前月比12.0%増加の17万8,141台、前年同月比では8.74%減少している。
今年1月~11月までのバスやトラックを含む新車販売は、前年同期比21.16%減少の184万5,000台に留まっており、11月のバスやトラックを除いた新車販売は、前年同月比12.07%増加の17万3,561台、前年同月比では8.33%減少している。
今年1月~11月までのバスやトラックを除いた新車販売は、前年同期比20.78%減少の178万7,000台に留まっている。11月のトラック販売は前月比10.53%増加の3,799台、前年同月比20.16%減少、今年1月~11月までのトラック販売は30.73%減少の4万5,848台となっている。
また11月のバス販売は、前月比5.81%増加の801台に達したものの前年同月比では28.55%と大幅に減少、今年1月~11月までのバス販売は32.32%減少の1万2,714台に留まっている。
今年のバスやトラックを除く新車販売は前年比19.5%減少を予想、一方バスやトラックを含む新車販売は25.6%減少、トラック販売は28.5%減少、バス販売は23%減少と全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)では予想している。
今年のトラックやバスの販売は、前年比30%以上の減少が予想されているにも関わらず、MANラテンアメリカ社グループ傘下のVolkswagen Caminhões e Ônibus社は、リオ州レゼンデ工場に今後5年間で15億ドルを投資すると発表、今週火曜日トヨタ社は、サンパウロ州ポルト・フェリス市のエンジン生産拡張に6億レアルの投資を発表していた。
また昨日サン・ジョゼ・ドス・カンポス市の金属労連はGM社との間で、新たにアルゼンチンやメキシコ向け輸出車のエンジン生産の製造ライン向け従業員200人の契約で合意している。
自動車メーカー各社は、今年1月~10月までの間に生産調整のため製造ラインの従業員を中心に6、800人解雇、自動車メーカー業界の従業員総数は、12万3、700人迄減少していると全国自動車工業会(Anfavea)では発表している。(2016年12月2日付けエスタード紙)