全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、10月のバスやトラックを含む新車販売は、前年同月比17.2%減少の15万9,000台に留まって、過去11年間で最低の販売台数まで落ち込んでいる。
各自動車メーカーでは、今年の新車販売は前年比19.0%減少を予想しているが、11月ならびに12月にはそれぞれ20万台以上の販売をしなければ達成できない。また全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)では、今年の新車販売を208万台と予想している。
連邦政府では2017年の新車販売を前年比8.6%増加予想、しかしLCA Consultores社エコノミストのロドリゴ・ニシダ氏は、サラリーマンの実質賃金伸び率停滞並びに失業率の高止まりで一般消費者の新車購入意欲が改善しないために僅か3.0%増加を予想、またMacroSector社のファビオ・シルヴェイラ氏も僅か2.0%増加を予想している。
10月の新車販売のメーカー別比較では、GM社のマーケットシェアは19.2%でトップ、フィアット社は15.8%、現代自動車は10.3%で3位、フォードは10.2%、トヨタは9.0%、ルノーは7.8%、ワーゲンは6.9%、ホンダは6.4%、日産は3.4%となっている。
また10月の車種別新車販売比較では、Onix車が1万4,000台でトップ、 HB20車は1万1,300台、 Ka車は6,100台、 Sandero車は6,000台、 Prosma車は5,300台、 Corolla車は5,100台、 Renegade車は4,800台となっている。(2016年11月2日付けエスタード紙)