ブラジル豚肉加工輸出業者協会(Abipecs)のペドロ・カマルゴ・ネット会長は今月11日のジウマ・ロウセフ大統領の訪中を前に、昨日、中国政府関係者との会合に参加するために離伯した。
昨年末に中国の食肉検査官ミッションがブラジルの豚肉生産状況を視察するために訪伯、13生産企業を視察して特に原産地証明などについて要望書を提出していた。
中国の豚肉生産は5,000万トン、2008年の豚肉輸入は70万トン、昨年は35万トンであったが、Abipecs協会ではジウマ大統領の訪中で輸出が可能となれば、今後4年後には20万トンの輸出を見込んでいる。
昨年のブラジルの豚肉輸出は54万トン、トウモロコシが世界で最も安価で豚肉30万トンを生産するアルゼンチンには3万5,300トンを輸出している。(2011年4月6日付けヴァロール紙)