オレンジジュースメーカー6社が加工用オレンジ購入でカルテル形成したと認めたために日本の公正取引委員会に相当する経済防衛行政審議会(Cade)と3億100万レアルの罰金支払いで合意した。
オレンジジュースメーカー6社によるカルテル形成は、1999年から経済防衛行政審議会(Cade)から指摘を受けていたにも関わらず、16年間にわたって争われていた。
カルテルを形成していたオレンジジュースメーカー6社は、Cutrale社並びに Citrovita社、 Coinbra社、 Citrosuco/Fischer社、 Cargill社、 Bascitrus社となっている。
ブラジルは世界トップのオレンジジュース輸出国であり、昨年のオレンジジュース輸出総額は18億ドル、オレンジジュース生産並びに製造で20万人の直接雇用に結びついている。(2016年11月24日付けエスタード紙)