ブラジル2位の食品会社Marfrig Global Foodsは、食品部門が急拡大しているアジアで事業拡大を狙っており、インドネシアで地場企業とジョイントベンチャー企業を2014年以内に設立して、アジア進出の足掛かりを築く。
Marfrig社の売上の65%は海外での売り上げであり、JBSグループに譲渡したグループ企業大手のSeara社の売り上げを除いた2014年の売上は、210億レアルから230億レアルを見込んでいる。
今年のMarfrig社の売上は185億レアルを見込んでおり、また2017年以前に返済義務のある負債を抱えていないために、アジアで積極的に企業買収やジョイントベンチャーを展開する。
アジアでは米国で使用しているKeystoneのブランド製品を積極的に全面に押し出してマーケットシェアを拡大する予定であり、インドネシアでは、レストラン向け牛肉や鶏肉を販売する。
またヨーロッパでブランド名が浸透しているMoy Parkのブランド製品を販売予定、Marfrig社の第3四半期の純益は1億9,400万レアルの赤字を計上したにも関わらず、ウルグアイでの生産工場並びに海外市場での牛肉価格が上昇しているために、今年の第4四半期の純益は、黒字を計上すると見込んでいる。(2013年11月21日付けエスタード紙)