ペルー資本Alicorp社は、ポートフォーリオを拡大しすぎたために負債で身動きが取れなくなっていたミナス州に本社を置く Santa Amália社を買収して、念願のブラジル進出を達成した。
Santa Amália社は、スパゲッティの生産ではブラジル国内のマーケットシェア9.0%を占めて3位、トップはM.Dias Branco社が25.0%、 Selmi社が21.0%のマーケットシェアを占めている。
Santa Amália社は、過去数年間に亘ってビスケット並びにケーキ、デザート、保存食品、調味料などポートフォーリオを積極的な拡大した影響で負債が大幅に増加したために、年間売上の半分以下でAlicorp社に売り渡した。
Alicorp社の売上は35億レアル、2005年から果敢に南米地域で買収をおこなっており、すでにコロンビア並びにアルゼンチン、エクアドル、チリに進出して一層の国際化を進めている。
Alicorp社の海外事業の売上の45%がアルゼンチン、エクアドルが26.3%、コロンビアが5.4%、チリが4.8%それぞれ占め、パスタ以外にも飼料並びに衛生用品、美容関連製品なども生産している。(2013年2月8日付けエスタード紙)