商工サービス省(MDIC)の発表によると、2018年1月の輸出総額は、前年同月比13.8%増加の169億6,800万ドル、輸入総額は142億ドル、貿易収支は27億6,800万ドルの黒字を計上して、2006年以降の1月の貿易収支黒字の記録を更新している。
今年1月の輸入総額は、前年同月比16.4%増加して輸出総額の13.8%の増加率を上回っており、特に燃料・潤滑油セクターの輸入は96%、消費財セクターは19%、資本財セクター11.0%、中間財セクター5.0%とそれぞれ大幅に増加している。
2018年1月の自動車輸入は、1万5,409台と前年同月の1万1,117台から大幅に増加、1月の自動車輸入増加要因として、12月31日で終了した自動車技術革新政策(Inovar Auto)による駆け込み需要並びに不透明なROTA2030プログラム内容などが推測されている。
2018年1月の自動車輸入総額は、2億7,200万ドルに達して昨年1月の1億7,200万ドルを58%上回っている。特に韓国からの自動車輸入は1,689台、日本1,190台、ドイツ1,015台、中国は782台を記録していた。
2018年1月の輸入総額は前年同月比16.4%増加の142億ドル、前記同様にそのうち資本財セクター輸入は11.4%増加の14億2,000万ドル、中間財セクターは5.8%増加の85億1,000万ドル、消費財セクターは19.2%増加の21億4,000万ドル、燃料・潤滑油セクターは96.3%増加の21億2,000万ドルであった。
2018年1月の輸出総額は前年同月比13.8%増加の169億7,000万ドル、前記同様にそのうち第一次産品輸出は11.2%増加の75億4,000万ドル、完成品輸出は1.1%増加の26億3,000万ドル、半完成品輸出は23.6%増加の63億3,000万ドルであった。(2018年2月2日付けヴァロール紙)