開発商工省(MDIC)並びに中銀の統計によると、今年初め2か月間の経常収支の貿易収支並びにサービス収支は2億300万ドルの黒字を計上して、前年同期の123億7,000万ドルの赤字から一転して黒字を計上している。
今年初め2か月間の貿易収支は35億1,000万ドルの黒字計上したにも関わらず、サービス収支は33億1,000万ドルの赤字を計上、今年の経常収支の貿易収支並びにサービス収支は100億ドル~120億ドルの黒字計上が予想されている。
ブラジル貿易会(AEB)のジョゼ・アウグスト・デ・カストロ(Jose Augusto de Castro)会長は、今年の貿易収支黒字を450億ドル、サービス収支は300億ドルの赤字を予想して貿易収支並びにサービス収支による経常収支は150億ドルの黒字を予想している。
中銀の2015年の貿易収支黒字は176億7000万ドル、サービス収支は369億2,000万ドルの赤字を計上、貿易収支並びにサービス収支による経常収支は192億5,000万ドルの赤字を計上していた。
開発商工省(MDIC)の統計によると、今年初め2か月間の貿易総額は452億ドルで前年同期の576億ドルから21.5%減少、今年初め2か月間のサービス部門の海外旅行収支は4億3,200万ドルの赤字を計上したが、昨年同期の赤字26億4,000万ドルから大幅に減少している。(2016年4月15日付けヴァロール紙)