今年第1四半期の中国向け輸出は国際コモディティ価格の減少に伴って前年同期比35.4%減少の61億9,000万ドルまで減少した影響で、前年同期比では13.7%減少している。
今年3月の大豆の国際コモディティ価格は前年同期比20%減少、鉄鉱石の国際コモディティ価格は前年同期比50%減少、昨年の中国向け大豆輸出は全体の41%、鉄鉱石は30%、原油は8.5%を占めていた。
2011年の中国向け輸出では鉄鉱石の輸出は45%を占めていたが、大豆は25%、原油は11%であったが、鉄鉱石の国際コモディティ価格が大幅に下落したために大豆の輸出額が逆転している。
今年第1四半期の中国向け輸出はブラジルの輸出の14.5%を占めたが、前年同期の19.3%から大幅に減少、昨年同期にヨーロッパ向け輸出は18.1%、今年第1四半期のヨーロッパ向け輸出は19.2%迄増加している。(2015年4月11日付けエスタード紙)