通商研究センター(Funcex)の統計によると、今年上半期の資本財輸入は製造業部門の停滞や国内経済の悪化などの要因で前年同期比10.3%減少している一方で、資本財の輸出は4.2%増加している。
連邦政府は2013年に会計操作による貿易収支黒字を計上するために、原油開発向けプラットフォームを輸出収支に計上、今年上半期の完成品の輸出は10.1%減少している。
今年上半期の設備投資向け機械・装置輸入は製造業部門の生産落ち込み並びに企業経営者の景況感の悪化が牽引して前年同期比15.2%減少、機械・装置の輸入台数は6.2%減少している。
Funcexの統計によると、今年上半期の耐久消費財の輸入は前年同期比8.6%減少、非耐久消費財の輸入は4.5%減少、石油派生品の輸入は5.8%減少、輸入量は1.8%減少している。
今年上半期の第一次産品の輸出量は11.2%増加、石油派生品の輸出は21%増加、今年の大豆生産は記録を更新、また半完成品の輸出量は3.1%増加している。(2014年7月23日付けヴァロール紙)