4月のブラジルの貿易収支は、穀物や並びに石油の輸出が大幅に増加して5億600万ドルの黒字を計上したにも関わらず、今年初め4カ月間の貿易収支は、55億6,000万ドルの赤字を計上している。
昨年初め4カ月間の石油派生品の貿易収支は26億ドルの赤字を計上していたが、今年は石油派生品の輸出の増加で貿易赤字は減少すると予想、過去12カ月間の貿易収支は、31億3,000万ドルの黒字を計上している。
4月の輸出は前年同月比5.2%増加、石油の輸出は75.6%と大幅に増加、大豆の輸出は19.8%増加、穀物類の輸出は830万トンと月間記録を更新している。
昨年の石油派生品の貿易収支は200億ドルの赤字を計上、4月の石油派生品の輸入は2.2%減少、4月の輸出総額は197億2,000万ドル、輸入は192億2,000万ドルとなっている。
今年初め4カ月間の石油派生品の貿易収支は25億ドルの赤字を計上、また貿易収支は60億5,900万ドルの赤字を計上、輸出は9.1%増加したが、輸入は12.1%増加している。(2014年5月3日付けエスタード紙)