ブラジルのゼネコン大手のオデブレヒト社はアルゼンチンで総額37億ドルに達するプロジェクトを受注、積極的に海外での事業拡大を展開している。
今回、同社が受注した3プロジェクト総額は17億ドル、総額20億ドルのプロジェクトは既に建設中であり、最も新しい受注プロジェクトはメンドサ州マラルゲとパパガイオスを結ぶ160キロメートルのガスパイプライン建設工事で受注金額は7,500万ドルとなっている。
またヴァーレ社のメンドサ州カリウム鉱山開発プロジェクトは2013年から240万トンのカリウム生産を予定、このプロジェクトにはアルゼンチン資本のTechint社が60%の資本参加を行っている。
オデブレヒトはアルゼンチンでペトロブラス社並びにヴァーレ社の請負工事金額は16億ドルに達しており、チリやコロンビアやウルグアイでも事業を展開している。
また同社はTGN社並びにTGS社から1,900キロメートルに及ぶガスパイプライン建設工事、ラ・プラタで石油製油所の生産拡張工事、チグレで上水道工事などを請け負っている。(2011年3月21日付けヴァロール紙)