大統領選挙を10月に控えて連邦政府の大衆住宅建設の"私の家、私の暮らし"プロジェクトに拍車がかかっており、13万7,010軒がすでに建設されて入居している。
連邦貯蓄金庫(Caixa)では登記所への登録やガス、水道工事を残して入居寸前の住居は14万4,386軒に達しているとプロジェクトが順調に進んでいると説明、しかし昨年4月の予定では年内の住宅完成は100万軒が見込まれていた。
この大衆住宅プロジェクトの今年のクレジット予算は165億レアル、家庭収入が月額4,650レアル以下の家族のみが入居申請が可能となっている。
プロジェクト開始から今現在のクレジット総額は401億レアル、そのうち178億レアルがポウパンサ預金、174億レアルは勤続期間保障基金(FGTS)から拠出されている。
ブラジルの住宅不足は580万軒に達しているために、連邦政府では与党の労働者党(PT)のジウマ・ローセフ大統領候補の当選に関わらず、"私の家、私の暮らし2"プロジェクトのパートⅡを推進すると保証している。(2010年8月5日付けエスタード紙)