ゼネコン大手のカマルゴ・コレア社は今年初めにポルトガル資本のセメント生産大手のCimporに14億ユーロを投資して32%の資本参加、ヴォトランチン並びにCSN社も買収で激しく争っていた。
先週、同社はモザンビークのCimentos de Nacala(Cinac)社を3,000万ドルで買収、さらに増産するために2億ドルの投資を予定している。
現在のCinac社の現在の生産能力は年産35万トンであるが、75万トンに増産を予定、また2013年までに3億5,000万ドルを投資して港湾施設などの整備も行う。
カマルゴ・コレア社ではアンゴラ、ザンビアやタンザニアでも事業を積極的に進めるために買収物件を探しており、2005年にはアルゼンチンの大手セメント会社Loma Negra社を買収している。
またブラジル国内のセメント生産を1,100万トンから2,000万トンに引上げるためにサンパウロ州、パラ-、アマゾナス州で増産するために投資を予定している。(2010年6月15日付けエスタード紙)