ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)の住宅購入計画調査では大サンパウロ圏の人口の27%に相当する58万家族が住宅購入を希望している。
調査対象の55%は一般住宅、39%はアパート購入を希望、91%はすでに完成している物件、9%は建設延長などの危険性は伴うが、割安となる建設中の物件購入を希望している。
サンパウロの40%は賃貸住宅に入居、12%は親戚と同居、また今年10ヶ月間のアパート建設では45.9%は2寝室、32.4%は3寝室、17.2%が4寝室となっている。
金融危機の影響を受けて建設・不動産部門は住宅建設プロジェクトを先送りしたために購入物件が少なくて2寝室物件を中心に価格が高止まりしているが、今後は建設ラッシュで価格が安定すると予想されている。(2009年12月9日付けエスタード紙)