金融危機で今後の建設不動産部門の先行きが心配されているが、アパート建設の着工済みプロジェクトは中止できないために継続されるが、11月の建材部門の売上は前月比18.3%減少して金融危機の影響がでてきている。
11月の建材部門の前月比での落ち込みは今年2月以来であり、2005年7月から統計を採り始めて以来の落ち込み幅を記録している。
11月の建材部門の販売量は前年同月とほぼ同じであるが、今年10月までは20%の増加を記録、11月の建材の売上は前年同月比では16.3%増加の85億レアルとなっている。
今年11ヶ月間の売上は前年同期比34.4%増加の884億レアル、10.1%減少の輸出を含めると934億レアルに達しており、セメント、棒鋼やパイプなどの基礎建材は38.8%増加したが、セラミック、塗料などの仕上げ建材は16%増加している。(2008年12月19日付けガゼッタ・メルカンチル紙)