建材工業協会(Abramat)の発表によると今年初めの9ヶ月間の建材部門の売上は前年同期比34.8%増加の765億レアル、9月の売上は前月比4.3%、前年同月比52.9%増加の104億レアルと好調に推移、今年は前年比23%増加の 960億レアルが見込まれている。
しかし今回の金融危機で建材部門の来年のシナリオの悪化が予想されるが、経済成長率が3.0%から3.5%伸びれば6.0%から8.0%の増加が見込まれる。
9月の建材企業の経営者の74%は来年の予想を楽観視していたが、10月には57%と過去12ヶ月間で初めて60%を割込み、最悪を見込んでいる経営者は4.0%と昨年10月から続いていたゼロパーセントから一挙にあがった。
また10月に行なった今後の投資予定の調査では、61%が今後12ヶ月間以内に投資を予定しており、また10月の設備稼働率は過去最高の88%に達している。(2008年11月3日付けガゼッタ・メルカンチル紙)