連邦政府は建設中のビルや住宅の運転資金不足を補うために、建設不動産部門向けクレジットに30億レアルの特別クレジットを設けて救済措置を予定しているが、各種税金の支払い延長の可能性もでてきている。
連邦貯蓄金庫が30億レアルのクレジットを提供するが、資金は勤続期間保障基金(FGTS)からのクレジットではないが、金利の設定は今後行なわれるが、業界では参考金利(TR)プラス9.0%以下の金利に抑えることを要求している。
建設会社はクレジット資金を企業の合併資金としても使用可能で、今後は業界の再編が進むと見込まれおり、また建設中のビルや住宅の運転資金不足による建設中止を防ぐことが重要視されている。
今年の建設不動産部門の伸び率は8.5%が予想されているが、来年はインフラ部門同様に大幅に落込むと見込まれているが、インフラ部門の進行プロジェクトは総額1,000億レアルに及んでいる。(2008年10月29日付けエスタード紙)