資金繰りが苦しく倒産も市場で噂されていた低価格住宅販売のテンダ社を住宅販売最大手のガフィーザ社が60%の株式を買収して傘下に収め、テンダ社の事業分野の低価格住宅販売に参入する。
倒産が噂された8月12日のテンダの株価は1日にして21.54%下落したが、ガフィーザ社による買収が市場に流れた昨日のテンダ社の株価は22.66%、ガフィーザは8.82%それぞれ急上昇した。
ガフィーザ社傘下のフィット・レジデンシアル社がテンダ社を運営するが、初めに3億レアルの投資を予定、ガフィーザ社の今年上半期の住宅販売は前年同期比109%増加の9538軒で10億5600万レアルに達している。
テンダ社の住宅販売の95%は3~10最低サラリー所得者向けの6万レアルから12万レアルの住宅販売で、9大都市圏並びに77都市で住宅販売を展開している。(2008年9月2日付けガゼッタ・メルカンチル紙)