今年になって株価が80%も下落したInpar建設は運転資金調達のために土地や建物放出に迫られており、また今年のビルやマンション建設では総額30億レアルを予定していたが、今年は当初予定の35%、来年は38%それぞれ計画を縮小する。
国内の金融市場での資金調達はSelicの上昇に伴って金利が高くなってきており、同社ではサンパウロの商業ビル3棟、ブラジリアの小型ショッピングセンターを売りに出している。
同社では6ヶ月以内に2億レアルの資金調達するために、110億レアルに達すると見込まれている土地の一部放出が余儀なくされており、ラポーゾ・タバレス街道沿いの44万平方キロメートルの土地開発には9億レアルの投資を予定していたが、Tishman社との共同開発に変更した。
またベロ・オリゾンテ市の市場価値が58億レアルと見込まれている470万平方メートルの都市開発では資金不足のために自社開発から共同開発に方向転換を余儀なくされている。(2008年8月19日付けヴァロール紙)