数年前までは、海外投資家は北東地域のリゾート地でのヨーロッパ人を対象のホテルやコンドミニアム住宅を中心にブラジルの建設不動産部門に投資していたが、最近では商業ビル、ショッピングセンター、大衆住宅建設に軸足を移してきている。
昨年のブラジルの建設不動産部門への海外投資家の投資総額は前年比143%増加の140億ドルに達して、世界ランク11位にアップしたが、新興国では中国の150億ドルに次いで大型投資となっている。
特にスペイン、ポルトガル、ドイツ、英国などの20人近い新規投資家が今後12ヶ月間以内に、ブラジルの建設不動産企業に資本投資や投資ファンド進出を予定しており、3年前にブラジルに進出したスペイン資本バルボア・グループは大型コンドミニアム形式のアパートを建設している。(2008年5月5日付けエスタード紙)