住宅建設ブームで資金需要を賄うために、勤続期間保障基金(FGTS)からの2088年度の住宅向けクレジットは、すでに54億レアルの予算が決まっていたが、さらに30億レアルの予算計上が承認された。
月収1,800レアル以上のサラリーマンの住宅購入需要に応えるために、銀行からFGTS資金の緩和の要望が強く、FGTS資金の60%は住宅向けクレジット、残り40%は上下水道などの衛生設備向けクレジットと決まっていたが、調整される可能性がでてきた。
FGTS財管委員会は暫定措置として、来年1月のFGTSの新たな投資ファンド(FI-FGTS)設立を承認、経済成長加速プログラム(PAC)向けのインフラ向け投資に、FGTSから50億レアルのクレジットを拠出することを承認した。(12日付けエスタード紙)