経済調査院(Fipe)並びにブラジル不動産・建設業者組合(Abrainc)の調査によると、2016年11月のブラジル国内の新規住宅販売は、前年同月比9.8%増加の1万100軒を記録している。
一方昨年1月~11月の11カ月間の新規住宅販売は、前年同期比8.8%減少の9万3,300軒に留まっており、また昨年11月の新規住宅売出軒数は、前年同月比76.1%減少の9,800軒に留まっている。
また昨年1月~11月の11カ月間の新規住宅売出軒数は、前年同期比16.6%増加の6万軒に達しているが、 昨年11月の新規住宅販売のうち契約キャンセルは20.2%に相当する3,100軒に達している。
昨年11月のサンパウロ市内の新規住宅販売軒数は前月比14.4%増加の1,724軒であったが、前年同月比では30.3%減少、また昨年1月~11月の11カ月間のサンパウロ市内の新規住宅販売軒数は、18.7%減少の1万4,048軒とサンパウロ不動産関連業者組合(Secovi-SP)では発表している。
また昨年11月のサンパウロ市内の新規住宅売出軒数は前月比45%増加の3,214軒、前年同月比では8.8%減少、昨年1月~11月の11カ月間の新規住宅売出軒数は、前年同期比19.5%減少の1万5,603軒となっている。(2017年1月19日付けエスタード紙)