ミッシェル・テーメル臨時大統領の経済活性化の一環としての要請により、2017年末までの期間向けに70億レアルの建材向けクレジットの特別枠を連邦貯蓄金庫は設定している。
ラヴァ・ジャット作戦汚職問題で建設業界が大きな影響を受けて壊滅的な様相を施しているために、連邦貯蓄金庫の建材購入向けクレジットカード❝Construcard❞に70億レアルの特別枠を設定するが、現在の同カードの貸出残高64億レアルを上回る資金を注入する。
今回の70億レアルの建材向けクレジットの特別枠では、一般消費者による建材購入以外にも住宅リフォーム、住宅拡張にも利用が可能となり、支払い開始は契約5か月後で最長240か月の支払い期間が設定、クレジット拡大を促すために月利は1.95%からとなっている。
また連邦貯蓄金庫では最大の住宅クレジット額を150万レアルから300万レアルに引き上げており、建設会社向けには100億レアルの特別クレジット枠を設定して、建設業界の活性化を図る。(2016年8月9日付けエスタード紙)