不動産業界の企業が加盟するサンパウロ不動産関連業者組合(Secovi-SP)の発表によると、昨年1月~11月までのサンパウロ市内の新築住宅やアパートの販売は前年同期比40%減少して、過去10年間で最大の落ち込みを記録している。
昨年1月~11月までのサンパウロ市内の新築住宅やアパートの販売は1万8,324軒、また同期の住宅売出軒数は前年同期比9.0%減少の2万7,000軒、新築住宅の在庫は2万6,579軒と2004年以降では最高の在庫数を記録している。
しかし昨年11月の新築住宅やアパート販売は前月比210.2%増加の2,987軒で2011年以降では最高の新築販売数を記録、売出軒数は前月比169.7%増加の6,301軒であった。
昨年11月の新築住宅やアパートの販売総額は前年同月比28.2%減少の16億レアル迄減少したにも関わらず、前月比では190.8%増加している。(2015年1月20日付けエスタード紙)