不動産業界の企業が加盟するサンパウロ不動産関連業者組合(Secovi-SP)の発表によると、9月のサンパウロ市内の新築住宅販売は、新築住宅売出軒数の増加に伴って前月比55.1%と大幅に増加している。
9月のサンパウロ市内の新築住宅販売は前月比55.1%増加の2,787軒、前年同月比では5.6%減少、今年9カ月間の新築住宅販売は前年同期比43.8%減少の1万4,374軒に留まっている。
9月の新築住宅売出軒数は前月比90%増加の4,018軒、前年同月比35.6%増加、今年9カ月間の新築住宅売出軒数は前年同期比15.4%減少の1万8,367軒、第3四半期の新築住宅販売は今年9カ月間の37%に相当、新築住宅売出軒数は39%に相当している。
サッカーのワールドカップ開催による6月並びに7月の営業日数の減少並びに大統領選挙による住宅購入の先送りなどの影響やブラジルの経済停滞による景況感の悪化なども新築住宅販売に大きく影響している。(2014年11月4日付けエスタード紙)