ブラジル貯蓄・不動産信用機関協会(Abecip)の発表によると、今年上半期の住宅建設・住宅購入向けクレジットは、前年同期比34%増加の370億レアルに達して記録を更新した。
6月の住宅建設・住宅購入向けクレジットは前年同月比51%増加の112億レアル、前月比では15%増加、6月の過去12カ月間の住宅建設・住宅購入向けクレジットは19%増加の953億レアルに達している。
今年上半期の住宅購入向けのクレジットによる住宅購入数は、前年同期比14%増加の24万4,700軒、6月は前年同月比27%増加の5万3,200軒、前月比では12%増加、6月の過去12カ月間の住宅購入向けのクレジットによる住宅購入数は、3%増加の48万3,600軒に達している。
Abecip協会では、今年末の住宅建設・住宅購入向けクレジット残高は3,000億レアルに達すると予想、住宅金融システム(SFH)による住宅購入向けクレジットの最高は50万レアルであったが、今年から75万レアルまで上昇、今年の住宅購入向けクレジットは15%~20%の増加が予想されており、クレジット総額は952億レアル~993億レアルが予想されている。(2013年7月26日付けエスタード紙)