今日1日に、連邦政府は新たに4空港の民営化コンセッションの入札条件を発表、入札は2017年3月16日予定、入札の最低価格総額は30億1,000万レアルが見込まれている。
連邦政府では、落札したコンセッションは契約時に保証金として25%の入金を義務付けして7億5,400万レアルが臨時歳入として国庫庁に収められる一方で、前回の空港コンセッション入札まで49%の資本参加が義務付けされていたブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)は資本参加しない。
フォルタレーザ空港民営化コンセッションの最低入札価格は14億レアル、最低投資額は14億レアル、コンセッション期間は30年間、2015年の年間航空利用客は630万人、2047年の年間航空利用客は2,920万人が予想されている。
また前記同様にサルバドール空港は12億レアル、23億レアル、30年間、900万人、3,690万人、ポルト・アレグレ空港は1億2,300万レアル、19億レアル、25年間、840万人、2,280万人、フロリアノポリス空港は2億1,100万レアル、9億700万レアル、30年間、370万人、1,390万人が予想されている。
今回の4空港の民営化コンセッションの入札条件変更で、スペイン並びにフランス、ポルトガル、ドイツ、スイスの企業連合が入札に応募すると予想されている。
4空港の民営化コンセッション入札に参加できるのは、5年間以上の空港運営経験のある企業だけに制限され、またサルバドール空港並びにポルト・アレグレ空港は、年間利用客が900万人以上の空港運営経験のある企業のみとなっている。(2016年12月1日付けヴァロール紙)