ゴイアス州内261万世帯に電力エネルギーを供給する電力配電会社CELG社の民営化入札は、8月16日に予定されていたにも関わらず、応募企業が皆無であったために入札中止となっていた。
電力配電会社CELG社の8月16日の入札時の最低価格は、市場の予想を上回る28億レアルに設定されていたため応募企業がなかった経緯があった。電力配電会社CELG社の持株の50.93%はエレトロブラス社、49%はゴイアス州政府、ゴイアス州内の237都市に電力エネルギーを供給している。
8月16日の入札時の最低入札価格28億レアルを約10億レアル引き下げた17億9,100万レアルに再設定、多くの国内外の投資家による入札応募をゴイアス州政府のアナ・カールラ・アブラン・コスタ財務局長は予想している。
テーメル政権でインフラ整備プロジェクト推進するために設立された官民合同投資計画(PPI)のウエリントン・フランコ・モレイラ特別局長は、海外投資家からの入札を促すために海外主要都市でのロードショーを計画、またリオ市並びにサンパウロ市でも国内投資家に対する説明会を予定している。(2016年9月15日付けエスタード紙)