サンパウロ州航空局(Daesp)の調査によると過去4年間のサンパウロ州内の31ローカル空港の搭乗客は73%増加、ブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)が管轄する空港の平均伸び率52%を大幅に上回っている。
航空運賃の値下げや低所得層向けの低額エアーチケット販売などが牽引して飛行機の利用者が大幅に増加してきており、ジュンジャイ空港の搭乗客は100%以上増加、Daespの昨年の投資は6,000万レアルと過去平均の2,000万レアルを大幅に上回っている。
2008年以降から旅行者需要に応じるために、ローカル空港の民営化が盛んに話題となっているにも関わらず、民間航空庁(Anac)並びに防衛庁が民間コンセッションや官民合同プロジェクト(PPP)の形式決定が遅れている。
サンパウロ州の景気が好調な地方都市であるリベイロン・プレート空港の過去5年間の搭乗客は113%、プレジデンテ・プルデンテ空港は502%とそれぞれ大幅に増加している。
Trip航空は2007年からリベイロン・プレートとベロ・オリゾンテ、ウベルランジア、ウベラーバ並びにリオ間の路線を開設、またプレジデンテ・プルデンテ路線の参入を予定している.(2011年5月30日付けヴァロール紙)