ブラジル国内航空会社の航空便や資金調達に今までの外資の資本参加率20%を暫定法MP527号/2011を通して49%まで引上げるために、国会での承認待ちとなっている。
外資の49%までの資本参加で国内航空会社は容易に資金調達が可能となり、競争力の強化、サービスの拡大などで航空機の利用者が恩恵を受ける。
民間航空庁(ANAC)の調査によると3月の国内便市場は前年同月比25.48%増加、搭乗率は65.08%から70.38%と大幅増加、国際便は69.33%から78.09%に増加している。
3月のTAM航空の国内マーケットシェアは2月のGOL航空にシェアを奪われていたが、41.84%とGOLの38.83%を上回って奪回している。
その他の航空会社のトータルシェアは前年同月の16.63%から19.33%と増加、Azul航空が7.71%、Webjet5.41%、Trip2.60%、Avianca航空は2.43%、国際線ではTAMが86.07%とGOLの12.87%を圧倒している。(2011年4月20日付けエスタード紙)