ペルナンブーコ州の州都レシーフェ市から60キロメートルに位置するスアペ港への造船企業の進出が目白押しとなってきて、ブラジルの造船工業の中心になる可能性がでてきている。
カマルゴ・コレア社とアンンドラーデ・グッチエレス社が牽引するアトランチック・スール造船(EAS)はスアペ港に20億レアルを投資して、造船所の建設を発表している。
ポルトガル資本のMPG社は1億4,000万レアルを投資して同港に造船所を建設、1,200人の直接雇用の創出が見込まれている。
また韓国のSTXは同港に3億5,000万ドルを投資して石油開発用のプラットフォーム向けの造船会社を設立、ケイロース・ガルボン社も5億ドルを投資、Construcap社も2億レアルを投資する。(2010年3月29日付けヴァロール紙)